
きぼっこキャンプとは
きぼっこキャンプは、宮城県内の障がいのある子ども(肢体不自由児)と障がいのない子どもを対象に豊かな自然の中で親元を離れ、夏に7泊8日、冬に2泊3日で行われる「出逢い」と「感動」の場です。1972年に始まり、2017年で46
回目を迎えた歴史あるキャンプです。
<主催>
きぼっこキャンプ実行委員会・一般財団法人 宮城県肢体不自由児協会
<事務局>
宮城県肢体不自由児協会 きぼっこ係
TEL:022(293)2902
住所:仙台市宮城野区幸町4-6-2 宮城県障害者福祉センター内
<後援団体(47回)>
宮城県・宮城県教育委員会、大和町教育委員会、宮城県肢体不自由児父母の会連合会
<対象>
宮城県内の小学5年生から高校3年生までの男女で、障がいがあるこども(主に肢体不自由児)と障がいがない子ども15名程度
<場所>
夏・・・黒川郡大和町「升沢森の学び舎」(予定)
冬・・・黒川郡大和町「宮城県七ツ森希望の家」
キャンプだからと言って毎日テント泊をする訳ではありません。夏のキャンプ会場“森の学び舎”は昔、分校だった社会教育施設です。教室に絨毯を敷いてグループの部屋として生活したり、体育館でみんなでご飯を食べたりします。冬のキャンプの会場は、障害児者やその家族の保養等も行っている宿泊施設です。
<第47回日程>
夏・・・平成30年 8月12日(日)~19日(日)7泊8日
冬・・・平成29年12月25日(火)~27日(木)2泊3日
<ボランティアリーダーの役割>
キャンプ中はキャンパーたちと共に生活し、キャンパーたちの願いに寄り添いながら活動をサポートします。キャンプまでの期間は、キャンプに必要な知識を学んだり、リーダー同士のコミュニケーションを図る機会として8回程度のトレーニングに参加してもらいます。更に、実際に現地に行っての現地トレーニングや、キャンプに向けて掃除や環境整備等を行うワークキャンプなど、キャンプの準備全般もスタッフと協力して行います。
<特徴>
①白紙プログラム
キャンプの1日は、午前プログラム・午後プログラム・夜プログラムの3部構成になっていますが、何をするかは何も決まっていません。白紙からのスタートです。基本的にはグループ(キャンパー5~7名程度、グループリーダー1名)での活動になるので、各グループ内のキャンパーの願いに寄り添いながらやりたいことを自由に決めて自由に活動していきます。川遊び、野外炊飯、テント泊、虫取り、スイカ割り、肝試し、宝探し、スポーツ大会、お菓子パーティー・・・時には“きぼっこルール”と称して新しいルールや方法を考えたりもしながら、自分たちで創っていきます。
②キャンプネーム
きぼっこキャンプは、キャンパーからスタッフまで、様々な年齢や職種の人たちで創り上げていくキャンプです。例え障がいがあってもなくても、年上でも年下でも、キャンプを一緒に創っていく仲間に変わりありません。その仲間たちの名前を「さん」や「先輩」を付けて呼び合うのではなく、親しみを込めてみんな同じように呼び合えるよに、敬称を省略しキャンプネームで呼び合います。


